紙の種類について-おまかせデザイン+印刷

紙の種類について

私たちの身のまわりにはたくさんの印刷物があふれています。それぞれに最適な紙質、最適な厚さが使われています。それらの紙の種類について簡単にご説明します。まず印刷用紙は紙質と重さの単位で区分されています。全判1,000枚の重さをkg(キロ)で表示する決まりになっています。キロ数が少なくなれば紙は薄いということになります。

●上質紙

コピー用紙などでよく使われている用紙です。商品の取扱説明書や記録用の帳票(ノートなど)などによく使われます。



55kg (帳票類、冊子の本文・チラシ)
70kg (帳票類)
90kg (帳票類等に適当)
110kg (冊子の表紙やハガキなどに適当)
135kg (冊子の表紙やカード)

●コート紙

上質紙、中質紙をベースに表面にコート剤を塗布し高圧を加えて滑らかにした紙です。写真などの仕上がりはよいです。写真などが入っている新聞折込チラシやパンフレットによく使われます。



58kg (チラシ等に適当)
68kg (チラシ・リーフレットなど)
90kg (リーフレット・パンフレットの本文)
110kg (商品チラシ・リーフレット・パンフレット等に適当)
135kg (フライヤー・リーフレット・パンフレットの表紙等に適当)
180kg (冊子の表紙やカード)

●アート紙

表面にコート剤を塗布し高圧を加えて滑らかにした紙です。滑らかで白色で写真をよりキレイに見せることができます。美術紙など高級印刷物や口絵に用いられます。


●マットコート

上質紙をベースにコーティングをしていますが、しっとりとしていてコート紙ほど光沢がなく、光を反射しないため落ち着いた仕上がりが望めます。パンフレットや広報誌などに使われます。



70kg (チラシ・広報誌)
90kg (リーフレット等に適当)
110kg (商品チラシ・リーフレット・パンフレット等に適当)
135kg (フライヤー・リーフレット・パンフレット・表紙等に適当)
180kg (表紙やカード)

・色上質紙は薄口、中厚口、厚口などがあります。
・その他用紙銘柄での印刷を希望される場合もご相談ください。
・印刷物の使用目的に合わせてご提案します。